YMSに落選した話。私の海外渡航計画について。
みなさん、おつかれ様です。
Lilyです。
前回少し触れた“何者かになる計画”第一弾、
海外渡航!!!
今回はこれについてさらに詳しく書いていきたいと思います。
その前に…
突然ですが、みなさん、YMSってご存知ですか?
Youth Mobility Scheme (青年期の 可動性のある 計画)←辞書引いただけ
UK=イギリスにおける、ワーキングホリデーVisaの名称です。
ワーキングホリデーとは、30歳までの若者を対象に発行される特別なVisa。
「うちの国でホリデーしながら働くこともできるよ!」というもので、
略して「ワーホリ」と呼ばれています。
(居酒屋のトイレによくポスターが貼ってあるアレです)
オーストラリアやニュージーランド、カナダ、フランス、韓国etc...
その対象となる国は年々増えていて、日本も参加国の一つです。
詳しくはこちらのサイトをご覧ください↓
そして、数あるワーホリの中でもイギリスのそれはかなり特別!
他国のワーホリVisaはあくまで「ホリデー」を前提としているのに対して、
イギリスのYMS Visaは「さぁ、うちの国で存分に働きなさいな!」という、「働くこと」を前提としたVisaなのです。
「ホリデー」がない「ワーキングビザ」のイメージが一番しっくりくるかなと。
このVisaを持っていると、イギリスに2年間滞在し働くことが許可されます。
他国は1年間が基本なので、その分長く働ける=仕事のチャンスも増える。
もちろん、語学学校に行くもよし、遊んで過ごすもよし。
でも、せっかく働くことができるVisa、働かなきゃもったいない!!
しかし、このYMS Visa、毎年1月と7月の無差別抽選で年間2000人(年によって変動あり)しか手に入れることができないものでして、倍率が20~30倍になるとも言われており…
先日初めて応募した7月期の結果発表だったのですが…
見事に落ちました!!!笑
この抽選、最初の応募でぺろっと当たる人もいれば、
何年も応募して当たらない人もいたり、本当に運100%のようで…
でも大丈夫!!!
ちゃーんと落選した場合の計画も練ってあります!!!
それについては次回書くことにして、今回はなぜ海外なのか?
海外に行って何をしたいのか?を書いていこうと思います。
【私が海外に行きたい理由】
- 英語を通して自分を再確認したい。
- 右も左も分からない環境で、余計なものをリセットしたい。
- 海外と日本の“働くこと”に対するイメージの違いを実感したい。
1.英語を通して自分を再確認したい。
英語って、別に海外に行かなくても独学で学べます。
現代は便利なオンライン英会話やYoutubeチャンネルもたくさんある。
でも、テキストや英会話教室が終わって顔をあげると、何が見えますか?
日本語のテレビ番組、日本語の看板、道を歩くのは日本人ばかり…(当たり前)
私は英語を息を吸って吐くのと同じくらい、もっと身近に感じたい。
そして「海外から見た自分はどんな人間なのか知りたい」
この年になると、自分のことって大体分かってくるものです。
でもある日思いました。
それって「日本の価値観における自分」でしかないんじゃない??
もしかしたら、外国人から見た私は、私の知っている私とは違うかもしれない。
それを知らないでいるのって、すごくもったいない気がする。
新しい視点から、自分について改めて考えてみたい。
英語と日本語って、同じ「言語」だけど全然違います。
例えばこの動画、ぜひ見てみてください↓
日本語字幕で多少の印象操作があるかもしれませんが、
日本人からみると、動画に出てくる彼女たちの言葉はとても強気でポジティブで、
すごく自分に自信があるように見えると思います。
でも、彼女たちの母国からしたら、彼女たちは至って普通の女の子かもしれない。
英語って、ストレートでポジティブではっきりしてる。
どの言葉を使うかで、その人のイメージってガラっと変わると思うんです。
「英語だと、海外だと、私はこういう人間に見えるんだ」
もしそこで新しい自分を発見できたら、すごく素敵だなぁと思います。
2.右も左も分からない環境で、余計なものをリセットしたい。
私は小さい頃から、人の醸し出す空気や視線、
場の雰囲気を過剰なくらい読み取ってしまう癖があります。
この癖、良い意味で言えば「気配り上手」なのですが…
「この人、こう言ってるけど本当はこう言いたいんだろうな」
「褒めてくれたけど、本当はそんなに良くなかったんだな」
「話を次に進めたい空気めっちゃ出てるのに、なんでこの人気づかないんだろう」
などなど…私の場合は(特に目上の方との打ち合わせなどで)、
相手の顔色や視線を気にして萎縮してしまい言いたいことがいえない。
空気を過剰に読みすぎることができてしまった結果、怖くて何も発言できない。
そんな風になることがしばしばあります。
日本には「社交辞令」や「お世辞」という言葉があるように、
本心をあえて言わなかったり、過剰に褒めることで場を穏便に進めようとする文化がありますよね。
それでいて、いざその人が席を外すと、悪口や愚痴をポロポロ吐き出したり。
中にはそういう場の舵を取ることにやりがいを感じる方もいらっしゃると思いますが…
私はその文化がとっても苦手です。というか、嫌いです。
疲れる。すごーーーーく、疲れる。
「空気を読む」ことを一回やめたい。むしろ、何も読み取れないところへ行きたい。
こういう「空気」って、お国柄すごく出ると思うんですよね。
例えば、アメリカのジョークって日本だと「え?何が、どこがオモロイの?」ってなるあの感覚。みんな笑ってるのに、全然笑えない。
アメリカ人からしたら「コイツ、空気読めてないぞ」ってことになりますよね?
大人になってから「右も左も分からない」環境に身を置くのってすごく難しい。
それを否が応でもできるのが海外渡航!!!
難点でもあるけれど、私にとっては利点かも!と思ったんです。
3.海外と日本の“働くこと”に対するイメージの違いを実感したい。
「日本は海外に比べて働く環境がよろしくない」
最近よくニュースやバラエティで取り上げられていますよね。
過労死、自殺、法外な残業時間etc...
また、それに伴って日本と海外の「働くこと」のイメージの違いもよく取り上げられるようになってきました。
自分の時間を大切にする、有給やワークタイムの自由度、残業する人はむしろ仕事ができないという評価になるetc...
私も、そんな日本と海外の違いに興味を持った人間の1人です。
隣の芝が青く見える…ではないですが、
日本と比べて自己評価が高かったり、マインドコントロールが上手いのか?
日本は「集団」、海外は「個人」を重視するから?
なんであんなに力の抜けた、キラキラした笑顔で働けるのか…???
そのコツを、ぜひ知りたい。そしてできることならば習得したい!!!
どうせ働くなら楽しく、自分が活き活きできる働き方を見つけたい!!!
以上「私が海外に行きたい理由」でした。
そして、おそらく読んでくださったみなさんも感じたであろうこと…
「海外に行けば自分は変われるみたいに言ってるけどさぁ…
実際、日本とさほど変わらないかもしれないじゃん??」
それ、実は私もめっちゃ思ってます。笑
でも、この状態で海外に行かなかったら、多分、私はこの先何をするにも、
「でも海外ではこうらしいよ?」
「海外は日本と違ってこうなんだって!」
って海外を言い訳にしてしまうダサい自分が目に浮かぶんです。笑
だったら実際に行ってみて、
「日本と海外、意外と変わらないもんだった!」
それが分かるほうがまだマシだ!!!と思ってます。
希望というのは時に打ち砕かれるものですが、
打ち砕かれた欠片の中に、小さなお宝が見つかることもあると信じたい…!!!
何事も実感。百聞は一見にしかず。
というわけで、次回はYMSに落選した私の海外渡航計画について。
今回書いたこととは別に、海外に行ったらやりたいことも色々あるので、
これからちまちま書いていこうと思います。
では、また次回!
Lily